# 話雲のご紹介ローカル運用(2)
話雲のご紹介3 ~ローカル運用~ の続きです。
# 一番初めにログインするユーザーの設定
dockerを立ち上げて
localhostでアクセスできることを確認します。
docker-compose.ymlがあるフォルダにて
docker-compose up -d
を実行します。
ユーザーを作成します。
アカウントが作成されると2段階認証用のQRコードが発行されますので、GoogleAuthenticatorで読み込ませて下さい。
# Sqliteで初期ユーザをログイン可能にします。
sqlite3コマンドを実行できるようにします。
今回はwsl環境で実行しているので以下のコマンドでインストールします。
sudo apt-get install -y sqlite3
データベースをしてしてsqlite3コマンドを実行します。
sqlite3 ./database/main.db
ユーザー情報をアップデートします。
sqlite> update user set status='invite-complete' where email='<登録したメールアドレスを指定します>';
email='
の後に先ほど登録したメールアドレスを指定します。
先ほど作成したユーザーで、ログインができるか確認します。
# 他のユーザーを追加する
話雲はスレッド単位でアクセス制限がかけられます。ほかのユーザーをスレッドに追加したい場合は
スレッド作成後、ユーザー追加
を行って下さい。また、登録直後のユーザーには招待メールを送信しアカウントのブロックを解除する必要がある為、
追加後に招待メールの送信処理
を行ってください。
スレッドの追加
ユーザーの追加と招待メールの送信
# 招待メールの受け取り
招待を受けたユーザーは招待メール内に記載があるリンクをクリックして招待を完了させます。
今回はmailcacherの管理画面にメールが届く仕組みになっていますので、疑似的にメールが送信されたものとして
招待の完了処理を行います。
http://localhost:1080
にアクセスします。
メールに記載してあるURLにアクセスします。
以下の様な表示がされれば成功です。
# サーバの外部公開
# 公開設定
サーバを外部に公開する手順は各サーバの設定やサービスにより異なりますので、今回は一例として、ngrokを使用したサンプルをご紹介します。
# ngrokの設定
トークンの設定やインストールなどは以下のドキュメントにてご確認下さい。
https://ngrok.com/docs/getting-started/
トークン設定が終わったらconfig ファイルを以下の様に変更します。
(今回はwsl環境にて設定を行っています。configファイルの場所は各々の環境で異なりますので詳細は上記ドキュメントにてご確認下さい。)
~/.config/ngrok/ngrok.yml
に以下内容を追記します。
tunnels:
httpbin:
proto: http
addr: 3000
minio:
proto: http
addr: 9000
ngrokをスタートします。
ngrok start httpbin minio
.envの設定をngrokで表示された内容に変更します。
port 9000でフォワーディングされているURLをNUXT_S3_ENDPOINT
に3000にフォワーディングされているURLを
DOMAIN
AUTH_ORIGIN
に割り当てます。
.env
NUXT_S3_ENDPOINT=https://8648-39-110-209-104.ngrok-free.app
.
.
.
DOMAIN=https://fef4-39-110-209-104.ngrok-free.app
AUTH_ORIGIN=https://fef4-39-110-209-104.ngrok-free.app
PORT 3000でフォワーディングされているURLにアクセスして、閲覧可能なことを確認します。
※ngrokのfreeバージョンはngrokを立ち上げる毎にURLが変わってしまいます。今回は公開用のサンプルとして情報を記載しましたが、本番で運用する場合は固定のドメインやcloudflareなどで運用されることを強くお勧め致します。
メッセージサービス「話雲」windowsおよびandroidアプリのβ版ご紹介